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- ここまでわかった!建物と、温度と、病気のはなし
室内温度と病気の関係
近年、建物の温度環境と病気の罹患率との因果関係が明らかにされてきました。様々な研究・調査により、建物内温度を高値安定化させることで、病気になりにくく、健康増進につながる建物づくりができるということがわかっています。

健康住宅のすすめ
病気になりにくくなることは、元気で活動的な人生をもたらします。 さらに、村上周三氏の発表した以下のグラフでも示されているように、室内温度が安定した住宅は医療費の負担軽減にも寄与するため、今後ますます世の中に普及していくと考えられます。
@高断熱の家ほどぜんそくなど改善
国土交通省は2007年7月に「健康維持増進住宅研究委員会」(委員長・村上周三建築研究所理事長)を設立しました。この委員会による研究の一環として近畿大学の岩前教授が行った調査によると、住宅の断熱性が高いほど、せきやのどの痛み、アトピー性皮膚炎などの症状が改善されることが分かっています。
AイギリスHHSRSにおける寒さと健康の関係
HHSRSの「極端な寒さ」の項によると、寒さと健康の関係は以下のようになっています。
寒さは呼吸器障害や心疾患に影響を与える
・ 健康的な室温は21℃前後である。
・ 室温が19℃以下になると健康に悪影響を及ぼす小さなリスクが発生し始める。
・ 深刻な健康被害のリスクは室温が16℃以下になると現れ、呼吸器官や心臓への悪影響のリスクがかなり増加する。
・ 室温が10℃以下になると、特に老齢者の方に、低体温症のリスクがはっきりと現れるようになる。
HHSRSはHousing Health and Safety Rating System(住居健康安全格付システム)の略で、 居住者の健康や安全のために、住宅に起因するリスクを軽減する目的で住宅を調査する手法です。

これら国内外の研究結果と、弊社が行ってきた断熱の最新事例をまとめ、 「建物と、温度と、病気のはなし」という小冊子を作成いたしました。
特に、HHSRS(イギリスの住宅健康安全格付けシステム)のレポートは、 健康住宅における客観的データと多くの示唆がある内容です。
HHSRSの記載ポイント
・ 冬場は室温16度以下になると呼吸器官、心臓への健康リスクが増加する。
・ 夏場は気温25度以上になると死亡率が上がる。
・ 相対湿度70%を超えるとカビが増殖する。
また、カビが与える悪影響について。
・ 快適で健康的な室内温湿度は、○○の範囲で保つこと。
特に医療施設、住宅、教育施設などをご設計される方には、お施主様にメリットを提供できる情報がまとまっています。

